第13回最小侵襲脊椎治療学会(MIST学会)

ご挨拶

第13回最小侵襲脊椎治療学会(MIST学会)開催にあたって

この度、第13回最小侵襲脊椎治療学会(MIST学会)を2023年6月23(金)、24(土)の2日間に亘り、仙台で開催させて頂きます。本学会の会長として運営させて頂ける事を大変光栄に存じます。

MIST学会は学閥・学域を超え、低侵襲脊椎治療を広めることを目指し設立されました。本学会には二つの特筆すべき特徴があります。全国の7つの支部(北海道、東北、関東、中部、関西、中四国、九州)の活動が大変活発で、大学の垣根を離れて各支部において若手、中堅の脊椎外科医が中心となり、低侵襲手術治療の手技、教育、研修ならびに討論の場を地域の医師、メディカルスタッフを交えて設けています。本学術集会は支部活動の延長上に年に1回会員が集まり、日頃の研究成果を発表、討論し、また講演、器械展示、ハンズオンセミナーなどから新しい技術を学ぶ場です。もう一つの特徴は、学会名で示されているように、必ずしも手術にこだわることなく、手術以外の最先端の治療をもテーマにしていることです。診断、理学療法や薬物療法などの保存治療、周術期管理などを含めて、新技術・新しい治療を積極的に取り上げています。

第13回MIST学会のテーマは“MISTの未来を拓く”です。近年の診断、治療における新規医療技術の発展には目を見張るものがあります。また、近い将来に実用化される可能性があるシーズも毎年のように生まれています。本学会では新技術の紹介と議論を通じてMISTの未来を見通すことをテーマにしました。また、2025年に脊椎関係学会が合同して開かれるSpine Week Japan 2025(2025 年10 月30 日-11 月1 日)に本学会が参加することが決定されました。これにより今後の本学会の在り方が変わらざるを得ません。MIST学会の未来に関して、ともに考えたいと存じます。プログラムは、シンポジウム、ディベートセッション、基調講演、教育研修講演、共催セミナー、アワードセッション、主題、一般演題、ポスター、ハンズオンで構成いたします。

学会終了後には、仙台近郊の温泉地で久しぶりの本音を語る会を予定しております。現地で皆さんとお会いできることを大変楽しみにしております。どうかご参加のほど、よろしくお願いします。

2022年9月吉日

第13回最小侵襲脊椎治療学会(MIST学会)

会長 小澤 浩司

(東北医科薬科大学医学部整形外科学教授)

先頭に戻る